歯周病と糖尿病の知られざる関係性!アラヒィフ位から大事だよ!
以前のブログ記事にも書いたんだけど、私は歯にとても詳しいんだ!
実は、歯周病と糖尿病は最近深い関係性があると言われている!
まず歯周病について簡単にレクチャーするね!
歯の表面についた食べかす以外のふちゃふちゃした白っぽい汚れを
プラークって言うんだ。
このプラークが何日かして歯ブラシ等でこすっても取れなくなったものを
歯石って言うんだ。
この歯石、プラークの中に歯周病を引き起こす細菌がすごくたくさん含まれてる‼️
若いうちはこれら細菌の出す毒素に対する体つまり歯肉(しにくって読む。歯ぐきの事)の抵抗力があり歯肉炎という状態で歯ぐきは腫れてるが歯を支える骨はまだ溶けてない状態!
ただ、年齢があがるにつれて、抵抗力が減り、歯を支える骨が減少してしまう。
歯を支える骨は、通常では歯石とっても再生しないんだ。
そればかりでなく、歯石をとらなかったり、放置するとどんどん磨きにくくなり加速度的に悪化してしまうのが歯周病の恐ろしい点だ!
じゃあ、何故この歯周病と糖尿病が関係あるんだと一つの疑問が浮かんで来ると思うのでここからそれについても書いてくね!
まず糖尿病が歯周病へ及ぼす影響は何となく想像がつくと思うが
糖尿病になると、免疫力の低下、代謝異常、毛細血管の障害がおこる。
これらはお口の中でも起こっており、歯周病にも感染しやすくなっていくんだ!
いったん歯周病になると抵抗力がないことからどんどん進行しやすくなっちゃうんだ‼️
では歯周病が糖尿病に及ぼす影響はどうかというと
歯周病菌から放出される毒素が血管の中に入ると、血糖値を下げる働きを持つホルモンである
インスリンの生成を抑えることがわかってきたんだ!
だから歯周病があると血糖値が下がりにくくなり血糖値のコントロールが難しくなっちゃう
そして更には膵臓は、より多くのインスリンを産生しようと頑張りすぎて疲弊してやられてしまい、糖尿病を重症化させてしまうんだ!
だから
糖尿病が酷くなる前、人工透析になる前に歯医者に行こう‼️
まず歯医者に行けば、一人一人のお口の状態にあわせ歯石とったり、磨き方教えてくれるはずだ。
歯がグラグラしてうまくかめない、抜けてしまって放置してるなどであまりしっかりかまない食事は歯周病を悪化させるので、結果として糖尿病に悪影響を与えるんだ!
では年齢が若くて、歯ぐきが痛くなければOK🙆♂️かっていうと実は違うんだ!
普段診療してると、20代から結構歯石は多いし磨き方はむしろ歯周病に悩んでない分若い人の方が適当に磨いてる人が多かったりする。
歯周病って酷くなるまで気づかないで、症状がでる頃にはわりと酷くなってたりするんで
虫歯や歯周病でいたまなくても歯石取りに歯医者に行くといいよ!
マジで!
以上、歯周病と糖尿病についてでした。
以前ブログ記事に歯磨きについてかいたんで参考にそっちも読むべし!
あと、このシャンプーいいよ